のぼりとはどんなもの?

一目でわかるわかりやすい目印ということで今では主にお店の広告用看板の役目を担っているのぼりですが、身近な物も歴史をひもといていくと、意外な事実や面白い発見ができそうです。

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2013年5月2日 起源

のぼりの歴史

「のぼり」とは何でしょうか。

よく「のぼり」という言葉は聞いたことがあるし、実物も見たことのある人は多いはずですが、説明して下さいと言われると戸惑う人も多いと思います。

そもそも「のぼり」は、日本の歴史の教科書で必ず一度は目にしたことのある「魏志倭人伝」の中で魏の国から邪馬台国の卑弥呼のために贈られた、戦うための旗という記述にあるように、もともとは戦に使われるための旗でした。

この時代は高い建物はお城くらいしかなかったため、戦の行われるような広大な草地では高々と掲げている旗は非常に目立つ存在だったに違いありません。

この旗のおかれている範囲こそが我が領土、と思い、飾られている旗を見て自分の領土の範囲を認識するという重大な役割を担っていたのです。

そんな起源をもつのぼりですが、平安時代以降は武士の士気を高めるために、また自国の領土が一目でわかるように家紋のかかれたのぼりをかかげておくことが主な使われ方として定着していました。

この、一目でわかる、わかりやすい目印ということで今では主にお店の広告用看板の役目を担っているのぼりですが、そのような歴史をたどっていたとは面白いですね。

身近な物も歴史をひもといていくと、意外な事実や面白い発見ができそうです。

お店の存在を示すものとして、のぼりは今でも重要な広告アイテムの1つです。

最近では、のぼり印刷ドットコムのように、独自のデザインの印刷でのぼりを作ってくれるお店がありますので、目にも楽しい様々なデザインののぼりが街を賑わせています。

もちろん、のぼりはお店の広告だけではなく、こいのぼりなども同じような起源をもっているため、こいのぼりを飾っているお宅には男の子がいることがわかりますね。