のぼりとはどんなもの?

一目でわかるわかりやすい目印ということで今では主にお店の広告用看板の役目を担っているのぼりですが、身近な物も歴史をひもといていくと、意外な事実や面白い発見ができそうです。

off
2013年6月3日 語源

おのぼりさんの語源は?

親戚がわざわざ遠くから都内に遊びに来てくれたので、東京案内をしたことがあります。

その時に「おのぼりさんめ楽しいわね」と言っていたのですが、おのぼりさんとは具体的には何をさすのだろうと疑問に思ったことがあります。

おのぼりさんとは、田舎から都会へ見物や旅行に来た人のことをさしますが、実は江戸時代から使われている言葉のようです。

古くは地方から京都や江戸ひ行くことを「のぼる」といったことから来ています。

といっても、今では田舎からちょっと大きな地方都市へでかけることもおのぼりさんと言うようです。

もともとは天皇の住む都を「上」と表現したことから、天皇の住んでいる方角へ向かうことを「のぼる」と言っていたことに由来します。

このため、京都や東京では「のぼり」の方角がそれぞれ違う方角になっていますが、天皇の住まいのあるところと解釈するとわかりやすいのです。

昔、天皇が住んでいた京都では上方(かみがた)という京都、大阪を中心とした都市で栄えた文化を「上方文化」といい、東京を中心に栄えた文化は「江戸文化」と言われています。

物事には色々な名前がついていますが、言葉の成り立ちも調べてみると新たな発見があり、新しい物の見方をするきっかけになりそうですね。

皆さんも気になる単語や言葉があるようであれば、一度調べてみると思わぬ発見をするかも知れません。

のぼりとくだりについて詳しい説明を求められても、もう大丈夫そうですね。

自信を持って答えられそうです。